2005年06月14日

おぷしょん

この前サルベージしたHDDだが、あれから調子がおかしい。
おかしいと言うより異常。速度が全然出ない。
10Mのファイルを別のHDDからコピーするのに10分以上かかったりする。
プロパティを見ると、「PIOモード」になっているので、遅いのは当然だが、
変更できない。そもそもPIOモードになる理由が全然思いつかない。
物理的接続を疑ってみたが、全く問題なし。これ以上ないくらい
しっかり接続されている。
ヘッドかプラッタ表面が壊れているのかと思ってチェック&スキャンディスク
かけてみたが、なにしろ遅いので1日がかり。1日かかっても数%しか行かないので
あきらめてしまった次第。

ベンチマークで計ってみると、別の内蔵ドライブの1/40しか速度が出ていない。
はっきり言って、ほとんどフロッピーかCD並の速度である(笑)
もっとも、データ置き場にしか使っていないので、必要なときは他のドライブに
コピーして使うという運用方法でカバーしていたのだが、不便で仕方がない。

BIOSやドライバを疑ってみたが、最新の物になっている。
ついでにビデオボードのドライバを入れたら微妙に使いやすくなっていたりして
別の意味で満足したり(笑)

そうやっているうちに、再起動した瞬間にBIOS設定がリセットされた。
まぁ、BIOS自体が飛んでなければまた設定し直せばいいので問題ないし、
変な設定もしていないのであまり問題にならない。

昔、BIOSが飛んだマザーボードがあった。どうやっても起動しない。
ショップに行って¥3000くらいで別のマザーから焼いてもらった記憶がある。
年末だった。動かないと年賀状が作れないので必死だった(笑)

話を戻すと、今使っているマザーボードはMSIの915GM-FR。
オンボードで色々付いてるよくある物だが、RAIDチップが付いている。
オマケだから、RAID0、1しかないが。

BIOS設定にもRAIDの項目があるが、使わないので当然、Disableにしていた。
HDDの速度が出ないのも、ここらへんに何かあるのかと思ったが、
いじっても何も変わらない。おまけに認識しなくなる時もある。

で、マニュアルをパラパラとめくっていたところ、注意書きのすぐ後のページ。
915GM-FR_option.jpg

右上のIDE2の下に「(optional)」って書いてある。
そういえば、最近はパラレルATAって1個だよなぁ。ICH6の機能だったかなぁ。
その代わりにSATAがあるんだよなぁ。これはオプションというか、
おまけで付いている特殊なやつだったのかぁ、と思ってふと気がついた。

横のチップにも、ものすごく小さく(optional)」って書いてある。
IDE2の半分くらいの小ささで(笑)

このチップ(VT6410)って、RAIDだったなぁ.....
ひょっとして、IDE2ってIDE1をコントロールしてるICH6じゃないのか!?

RAID関係ないから完全に無視してた。
VIAのサイト行って、VT6410のドライバというかユーティリティーを落としてくる。
で、インストール。ビンゴ!!
なんか、速度は違うし、プロパティでも、ウルトラDMAモードで表示されるようになった。

ベンチマークで計ってみると、ものすごく速い。
なんか、今までと桁が違う。50倍くらい速い(笑)
運用でカバーなどと考えずに、実用的になった。

チップセットの混在、RAIDの知識、BIOSの知識と、謎の3段コンボをかましてくる
このマザーボード。微妙に敷居の高い製品だったと買ってからだいぶ経つのに気がついた(笑)

Posted by misarin at 2005年06月14日 10:53 | トラックバック
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